思い出は人生の糧になる大切なものだと思います。
楽しかったこと、感動したこと、嬉しかったことの中で、
心に深く刻まれたことは一生忘れることはありません。
それらの思い出は、後の自分の癒しとなったり、
人の気持ちを考える上で役に立つこともあります。
もちろん、悲しみや苦しみも同じくらいに糧になりますが、
それ以上に心が温まるような思い出(経験)は、
自分や他者に力をもたらすのではないかと思います。
このように私が思うのは、実際に私自身が思い出に力をもらっていると
感じるからです。
例えば、子供の頃に祖母が作ってくれたおにぎりは一生忘れません。
祖母の優しさがいっぱい込められたおにぎりの味を今でもときどき思い出します。
すると不思議なことに元気が湧いてきます。
そして、その元気は今頑張って生きている祖母へプレゼント。
食事の用意が難しい祖母へ感謝の気持ちを込めて、今度は私がおにぎりを作ります。
すると祖母は嬉しそうに食べてくれます。私も一緒にモグモグ。
お話をしながらいただくおにぎりは格別に美味しいものです。
少しの間ですが楽しくて温かい時間をつくってあげることができたようで、
良かったなと思うと同時に、これからも何か助けになれたらと思う私です。
温かいことは温かいことで返るということでしょうか。
特に人の優しさを受けたことは心に深く刻まれるものかもしれません。
そしていつの日か力となって心に届く。
思い出の力は未来に何かしら影響を与えるものだと思いますね。
コメント